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ワインカフェ小岩店内

JR小岩駅から徒歩2分、間口の広い1Fに店舗を構える「ワインカフェ小岩店」。

50種類のワインボトルが全て2980円、おしゃれな内装でチーズやワインに合う料理を楽しめる人気店です。

 

近隣でバーを経営する加藤オーナーが、ライセンス業態を活用し2店舗目としてオープン

 

自社業態で飲食店を5年間経営してきた経験を持ちながら、わざわざ『ワインカフェ』に加盟した理由とは?

そこには、一石二鳥どころか、三鳥四鳥になる戦略がありました。

フードメニューの勉強としてライセンス加盟

店舗そのままオークション物件探しセミナー

わたくし金子が最初に加藤オーナーにお会いしたのは、昨年(2016年)5月。

 

2店舗目の出店を目指していた加藤オーナーは、弊社開催の「物件探し」セミナーにお越しになったことがきっかけ。

 

ワインカフェ小岩 加藤オーナーワインカフェ小岩 加藤オーナー

物件の探し方や自分に合う選び方など詳しく話をしたいので時間をとってもらえませんか?

セミナーに参加後にリクエストいただき、後日個別相談でお話させていただくことになったのです。

経歴をお伺いすると、強い向上心と、それに伴った行動力をお持ちであることが分かってきました。

 

元々バーでの勤務経験があったのですが独立を踏まえ、バーの学校に通って店舗経営全般を猛勉強。

実務と経営を兼ね揃えた加藤オーナーは、小岩でバーを開業!

 

それから約5年が経過し、次の店舗展開を踏まえて今回のセミナーに参加されたのです。

 

当時ご自身に足りないことを埋めようと、解決すべき課題は明確でした。

 

ワインカフェ小岩 加藤オーナーワインカフェ小岩 加藤オーナー

ドリンクに関して知識の蓄積はあるため、フード(メニュー)に関して勉強がしたい。


そこで、自身の強みであるドリンクの知識を活かしつつ、調理経験が少なくても取り組める業態として『ワインカフェ』を選ばれたのです。

フランチャイズとライセンスの違い

フランチャイズ含めた町中の風景

「ライセンス」はフランチャイズに比べると聞きなれない言葉だと思いますので、少し説明させてください。

ノウハウを買うという点ではフランチャイズと共通ですが、内容に大きな違いもあります。

フランチャイズとは

フランチャイズとは、「フランチャイズ本部が他の事業者(一般の個人や法人)と契約を結び、権利や商標、ノウハウなどを提供する」経営システムです。

提供を受ける加盟者は対価として本部に金銭(ロイヤリティ)を支払います

フランチャイズとライセンスの違い

フランチャイズ契約とライセンス契約の主な違いは主に2つです。

1つ目は、開業後の継続的な指導(サポート)の有無。

フランチャイズでは開業後の店舗運営も総合的にサポートされ、SV(スーパーバイザー)の派遣なども含まれているのが一般的です。

一方、ライセンス契約は売り切り型のビジネスパッケージ。

商標やノウハウなどの提供・初期研修は行われますが、オープン後は店舗指導などの継続的な援助は行われない形態が多いと言えます。

フランチャイズよりもライセンス契約の方が、本部への月々支払うフィーは安価に設定されていることが大半です。

そのため、SVの指導が必要ない経験豊富な方にとってライセンス契約はコスト削減になるメリットがあります。

2つ目は経営における自由度。

ライセンス業態によりますが、フランチャイズ契約に比べ経営の点で自由度が高くなります

仕入れ先やメニューの変更はもちろん、店名をオリジナルなもので出店できるライセンス業態も。

 

どちらも一長一短。

どういった経営形態・ノウハウ・サポートのために対価を支払うか考え、ご自身にあった形態を選びましょう。

ライセンスでコストダウン&スキルアップ

ワインカフェ小岩 料理

上記を踏まえ、5年に及ぶ経営経験がある加藤オーナーが選んだのは、ライセンス業態であるワインカフェ。

決め手は、簡単オペレーションで本格的な料理を提供できるノウハウでした

煮込み料理・アフィージョ・パスタを提供し、一件目の食事需要にしっかり応えることができます。

 

しかし単にフードを提供するのであれば、料理人を雇ってもいいですよね。

そこであえてライセンスに加盟した加藤オーナーの戦略がありました。

人的コストダウン&リスク回避

厨房内の料理人

美味しい料理を提供する王道のひとつは、「経験豊富な料理人を雇用する」。

しかし、人材難の今では採用費はバカにならず、また募集をかけても思い描く料理人を雇える保証もありません。

プロの料理人であればそれに見合った人件費が継続的なコストとなり、退職リスクもあります。

そこで、仕組み化された食事提供が行えるワインカフェに加盟し、人的リスクの最小化を狙ったのです。

オーナー自らスキルアップ

ライセンス加盟を利用することで、オーナー自らがメニュー開発をゼロから行う必要もなく、研修に参加してオペレーションも学べます。

未経験者でも調理できるメニューが始めからマニュアル化されており、従業員に調理業務を引き継ぐことも容易。

仕組みとしてのノウハウが蓄積されやすく、店全体のスキルアップとリスクヘッジに繋がります。

経営しているバーの近くに、ワインカフェを出店

ワインカフェ小岩 加藤オーナー

バー経営者の加藤様が『フードの勉強がしたい』と考えるようになったきっかけ。

それは、お腹を満たした後、2軒目として加藤オーナーのバーを利用するお客様の存在がありました。

ワインカフェ小岩 加藤オーナーワインカフェ小岩 加藤オーナー

他の店で食事されている需要を、自店で取り込めないだろうか・・・

 

加藤様の狙いは、見事に当たりました

 

既存のバー近くに『ワインカフェ』を出店しましたが、お互いに顧客を奪い合うことなく利用シーンによってお客様に使い分けてもらえるようになりました。

お互いの店舗で『近くでこんな店をやっているんですよ』とお伝えすることで、相互送客も生まれます。

 

多店舗経営を目指す加藤オーナーにとって、大きな一歩となりました。

失敗しないフランチャイズの選び方

ノウハウ

加藤オーナーの成功理由。

それは「儲かりそうだな」という理由だけで加盟したわけでなく、目的を明確にして活用したから。

 

フランチャイズ・ライセンス業態に加盟したからといって、本部が何から何までやってくれるわけではありません。

あくまで加盟店もひとつの独立した事業体です。

 

リスク低減といったことも大事ですが、どういった目的で加盟し何を活用するのか?

そこを突き詰めて考えることで、加藤オーナーのように相乗効果も期待できます。

 

では、どうやったら自分に合ったフランチャイズを探し出せるのでしょうか?

順を追ってみていきましょう。

フランチャイズの探し方

ウェブでフランチャイズを検索

フランチャイズのポータルサイトや比較サイトで探すのが一般的です。

ポータルサイトや比較サイトでは多数のフランチャイズ本部や業態が掲載されています。

初期投資や加盟金やサポート体制の違いなど、各条件を比較検討しながら情報を集めることができます。

こういったフランチャイズの比較サイトもそれぞれ特色があり、大きく内容は異なるため使い分けが大事です。

 

  • 大手フランチャイズチェーンを多く掲載しているサイト。
  • 飲食店のFC業態を多く掲載しているサイト。
  • 販売代理のような無店舗型を多く掲載するサイト。


まず自分の探している情報を多く扱うようなサイトを探しましょう。

情報を見逃さないように複数サイトを使用することが基本です。



かつてリクルート社発行の「アントレ」など雑誌媒体で探す時代から比べると、

格段に多くの情報を探しやすく、かつ比較検討しやすくなりました。

 

フランチャイズ比較サイトでは「一括資料請求」などもありますが、

単に多くの資料を取り寄せて検討すればいいというわけではありません。

フランチャイズ選びを失敗しないためには、最初に注意すべき点があります。

【ポイント】フランチャイズの見極め方

フランチャイズ選びに悩む男性

フランチャイズは本部が儲かる仕組みだろう」そう考えたことはありませんか?

・・・間違ってはいません。ただし、ちょっとお待ち下さい。


「本部(も)儲かっている」と「本部(だけ)儲かっている」ではだいぶ意味が違います。


例えば、カレーハウスCoCo壱番屋。
国内1200超の店のうち、直営が約200・加盟店が約1000。


撤退する店も少なく「本部も」「加盟店も」手堅く収益を上げています。


加盟店の収益はもちろん本部も健全に収益をあげているからこそ、商品開発・SV(店舗指導)などに再投資ができる。
その結果、加盟店・本部の業態全体が強くなっていく、フランチャイズのひとつの理想形です。

 

では、どうやってそういったフランチャイズを探すのか。

30以上のフランチャイズ本部を支援し、100店以上の出店支援を行ったこともありフランチャイズ・ラインセンス業態の表から裏まで知り尽くした立場からフランチャイズ選びの秘訣をお伝えします。

 

その見るべきポイントは、2つ。

 

①過去に廃業したお店が何店舗か

現在営業しているお店はよく資料に書いてありますが、廃業店舗数はなかなか書いていません。

50店舗の成功の裏には100店舗の廃業が隠されているかもしれせん。

フランチャイズ本部に直接聞いてみましょう。

 

当たり前ですが儲かってさえいれば、辞めることも潰れることもありません。

体調不良や家族の事情などの理由で、稀に黒字にも関わらず廃業を余儀なくされることはありますが、数はそれほど多くはないはずです。


②既存オーナーが増店しているかどうか

お店が儲かっていれば、次の出店(増店)を考えるのが自然な流れ。

弊社がお手伝いした某ラーメンチェーンでは、

半数以上の加盟店が1店舗目のオープンから6ヶ月以内に、2店舗目の増店契約を結びました。

 

また、増店オーナーが多いチェーンは運営しやすい業態である傾向があります。

いくら一店舗目が黒字でも、運営や管理が大変だったり人的リスクが大きければ増店は躊躇するもの。

迷わず増店に踏み切れるフランチャイズは、運営がしやすい業態が多いと言えます。

 

このように、店舗数が順調に増えているフランチャイズでも大切なのはその中身。

新規オーナーで増えているのか、増店で増えているのかも併せて確認しましょう。

 

 

参考リンク:増店が多いラーメン店

【月1社限定】全店黒字!「フリーネーム」煮干しラーメン。

 

次に見極めるポイントは支払うコスト以上のメリットを得られるかどうか。

商品コンセプト・指導体制・販促ノウハウ・仕入れの強みなど、フランチャイズにはさまざまなメリットがあります。

そのメリットが加盟金やロイヤリティといった費用と比べ、価値があるかどうか?

 

『本部のことをそのまま全て鵜呑みにするのではなく、そこで得た情報が正しいかどうかを判断する』ことが大切です。

フランチャイズを探す前に目的を明確にする

加藤様の成功要因としてお伝えしましたが、フランチャイズはあくまで手段のひとつ。

目的を明確にして活用することが大事です。

 

世の中には2000超のフランチャイズが存在すると言われ、多種多様な業態があります。

 

50万円未満で始められるもの。

投資は数千万円かかるけれどもリターンの大きいもの。

副業ででき、あまり手間や時間のかからないもの。

今ある店に併設して、売上をプラスするもの。

 

「なんとなく」探していたのでは目移りするだけで、自分にとって最適なフランチャイズとは出会えません


あなたがフランチャイズ本部に求めるものはなんですか?

課長っぽいサラリーマン

ラーメン屋をやりたいけれど、調理経験もないからフランチャイズで

女性サラリーマン

とにかく儲かるビジネスを始めたい


初老の男性客

退職金を使って、低投資・低リスクのビジネスを探している

メガネをかけたサラリーマン

既存店の赤字をなんとかしたい。業態転換できないか



業態か、商品力か、利益率か、投資額か、ノウハウか、サポート力か。

フランチャイズやライセンス業態に、1番求めるものはなにか。

 

そこを整理してはっきりさせるために、最低限下記の質問について自分なりに回答を準備してみましょう。

チェック欄 項目
  フランチャイズを選ぶ際、1番重視するものは?

(コスト・立地・やりがい・収益性・独自性・サポートなど)

  自分の経験を活かせるものか、もしくは全く新しいものか?
  ご自身で店舗運営(接客、調理)をしますか?
  総投資の上限はいくらですか?

(※一般的に飲食店FCは500万~3000万くらいの投資が必要)

  月に最低でどれぐらいの利益を望みますか?

 

準備ができた方は、実際のフランチャイズ・ライセンス情報を検討してみましょう。

飲食店に強い比較・検索サイトであれば、「フランチャイズビズ」。

飲食店のフランチャイズ掲載数は105件以上とNo1で、他媒体に比べると3〜4倍の情報量。

 

「みんなの飲食店開業」として外食フランチャイズに強いサイトを紹介しましたが、

飲食・外食以外の業態をお探しの方は、他サイトを参照しても良いかもしれません。

フランチャイズビズ

飲食FC掲載数ナンバー1「フランチャイズビズ」(※みんなの飲食店開業の姉妹サイト。)

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「こういったフランチャイズ・ライセンスないかな?」

「フランチャイズは考えていないけれど、増店の相談にのってほしい」

「自社業態のフランチャイズ化や加盟店を増やすことについて相談したい」

 

などのご要望があれば、個別相談(無料)を受付けています。

お気軽にお問合せください。

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フランチャイズの選び方レポート

■「失敗しないフランチャイズの選び方」 特別レポート■

(本記事内の参考業態)加藤オーナーも活用したワインカフェ

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東証一部上場のコンサルティング会社にて、数百店舗の飲食店チェーンの立地診断・出店判断を担当。
また、大手チェーンのM&A業務に関わるなど豊富な経験を持つ。
その後、株式会社M&Aオークションの立ち上げに携わり現在に至る。
「店舗そのままオークション」の創立以来、年間100店舗以上の開業に携わり、支援した数は500店舗を超える。
現場思考のサポートに定評があり、顧客からの信頼も厚い。
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