外飲み需要をうまく使った再来店の販促手法

景気回復とは言いますが、実際サラリーマンの外飲み需要はどうなっているのでしょうか?

調査会社の株式会社インテージがビジネスパーソン男女800名を対象のアンケートから分かった外飲み需要の実態はこうです。

結果、「最近3か月で仕事帰りに外飲みした人」は全体の約7割と、
震災以後落ち込んでいた外飲みに回復傾向が見える結果に。

そこで外飲みの特徴を正しく捉え、需要をしっかりつかんでいきましょう!

特徴1、ピークは18時~19時。

外飲みのスタート時間は「19時台」が最も多く46.5%。次いで「18時台」(36.9%)。
18時~19時台の割合が8割以上を占める結果に。

ピーク以外の時間帯を埋めるためにも、
遅めの時間帯でのスタートを優遇するプランなど導入しても面白いかもしれません。

特徴2、 半数以上が1回の飲み代平均予算は3000円~4000円

予算は最も多いのが「3000円程度」が38.2%。次いで「4000円程度」(27.7%)。
ここ3年を比較しても予算に変化はみられず安定。
これは悪くない調査結果ですが、飲みを短い時間で終えたり1次会のみで帰る人は増加傾向です。

特徴3、男性・女性での違い

男女の違いは「飲みに行く相手」と「店の選び方」
飲みに行く相手は、男性は職場の同僚・上司 、女性は「女子会」も多く、
店選びでは、男性は利用したことがあるお店、女性はグルメサイト活用が多い傾向。

そうなると「男性客がターゲット」という場合は、
既存のお客様をいかに掘り起こすかとなりそうです。

しかも裏付けのあるデータとして、お客さんは3回来店すると、
その後も継続して来店する可能性が非常に高いことが分かっています。

まずは3回来店を目指すことがポイントになりますが
そのための方法として「上手な」販促手法があったので紹介します。

それは5つのマスがあるいわゆるスタンプカード、通常は1来店1スタンプ。
それを『初回に既に3つ押した状態で渡してしまう』、たったこれだけです。

サービス感を感じられるのはもちろん、「既に3つ貯まっていてあともう少し」
という感覚を促し、残り2回の来店を促せる手段です。

飲み会の需要が回復傾向の今だからこそ、
今後も来店してくれるお客さんを一人でも増やしておきたいところ。
いつでもチャンスを掴めるよう、準備をしておきたいところですね^^