LINEで送る
Pocket

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

住宅ローンあるけど開業融資って受けられる?

「住宅ローンが残っているけど出店のための資金って借りられるんですかね?」

弊社にはそんな相談が少なくありません。これは確かに悩ましい問題ですが、いきなり結論を申し上げるとその状態でも融資は可能です。

「借金している状態で、さらに別の借金なんてできるのか?」なんて思われるかもしれませんが、これからその場合の注意点やポイントなどを解説していきます。

そもそも飲食店開業に必要なお金を、全て自己資金でまかなえる方はそこまで多くはありません。ちなみに、自己資金で開業費用がまかなえる人で借入をする必要が一見なさそうな場合でも、

「それでも創業時に借りれるだけお金は借りておきましょう!」

というのが当社の見解。

それは運転資金や追加投資など、店舗の開業のタイミングでは万が一のことも起こりうるから。このあたりの詳しい話はまた別の機会にお伝えしますね。

開業資金の融資はどの金融機関に相談すべきか?

荒ぶる銀行常務

さて話を戻しますと、初めて独立開業する方が「住宅ローンが残っているのに創業融資を受けられるのか?」ですよね。

まず三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行などのメガバンクから開業資金を借入するのは住宅ローンの有る無しに関わらずあまり現実的ではありません。

そこで現実的な融資の申請先となるのは、政策金融公庫からの創業融資。もしくは地元の金融機関である信用組合・信用金庫など。

メガバンクも以前に比べると小規模な事業への融資を行うようにはなってきたものの、それでも既に商売を行っている地元の中小企業に向けての融資です。これから出店しようと言う飲食店開業者が対象ではありません。

住宅ローン自体は、融資審査のマイナスにはならない

住宅が担保になる弊社では今年に入ってから100件近く店舗の開業融資を成功させてきましたが、

住宅ローンが残っていること自体は融資のマイナスにはならない」です。

なぜなら住宅ローンが残っている自宅は、新たな融資の担保にすることができるから。担保の資産価値分の融資を引っ張れる可能性があるのです。

ではどのくらいが担保として見られるのか?

担保をどう見る?

ざっくり言うと、評価額から残ってる残債(借金)を差し引いたものが、資産価値になります。

例えば返済から10年経って、残っている借金である残債が1000万、その住宅を仮に売ると1500万で売れるとします。

その場合その差額である500万分が担保になる”可能性”があります。

(例)1500万(所有している住宅の想定売価)−1000万(残っている借入金額)=500万(担保・自己資金)

これをあえて”可能性”と書くのは理由があります。

それは実売価格だけを評価されるのではなく、建物は金融機関ごとに独自の評価基準があります。例えば同じ住宅でも、金融機関Aでは評価額350万円。他の金融機関Bでは評価額500万円。

土地はどの金融機関でも割合高く評価されやすいですが、建物への評価はまちまち。

その中でも、大きめの銀行よりも地域に根ざした金融機関である信用金庫・信用組合の方がリスクを取って評価してくれる傾向があります。

ただし少し審査期間が伸びる傾向があります

審査の期間が伸びる

通常であれば、創業融資の審査にかかる期間は2週間ほど(審査の時期や個別の事情によって前後します。)

なぜなら住宅を担保に入れるということは、今ある通帳の預金残高を確認するだけいいというわけではありません。

資産価値を評価する手間と時間が必要なため、通常の審査よりも時間がかかる可能性があります。

自宅を担保にして借入をする方は、少し時間的に余裕を持って借入を行ってくださ

耳を疑う男性

そんな時に一番起こりうる、かつもったいないケースとしては、物件を逃してしまうこと。

皆さんがイメージしていたせっかく良い物件が見つかっても、借入に時間がかかり過ぎるとその物件の家主さんが「こんなに時間がかかるのなら他の人に貸そう」となってしまいます。

物件契約するまで余計に2週間かかるとすると、家主さんからしてみたら2週間分の入るはずの家賃が入らないということになります。

家賃20万円の場合では、半分の10万円のお金が入ってこないことになります。

そんな時間のかかる入居者に貸すのか、早めに入居ができる他の出店者に貸すのか。家主さんの立場で考えると、どんなに良い入居者でも早めに入居できる人の方を優先してしまいますよね。

まとめ

・住宅ローンが残っていても、開業のための創業融資は使える可能性がある!

・申請先の金融機関は、政策金融公庫や信用金庫・信用組合が良い!

・通常の審査より時間がかかるので、物件を逃さないように早めに動いておく!

これらの点に注意しておきましょう。

使えるツール・勉強会

事業計画書サンプルダウンロード(みんなの飲食店開業)

・融資成功率90%を超えるプロが語る、融資・借入についての無料セミナー

・個別の事情に合わせた、秘密厳守の無料個別相談

融資に失敗したくない人は上記などもお気軽にご活用下さい。

■ご相談窓口:03−5956−2313(平日9時〜18時)■

株式会社M&Aオークション「ガンバレ!日本の飲食店」「みんなの飲食店開業」運営企業

年間300件超、累計6500件以上の飲食店開業をサポートしてきた株式会社M&Aオークションの専門家集団。個人店から大手チェーンまでさまざまな業態・立地の飲食店の開業コンサルティングを行ってきたノウハウをブログで発信します。
LINEで送る
Pocket