コンセプト作り

1年前~半年前

業種・業態を絞り込む

 飲食店開業を決めたら、まず最初にすることは、何を(業種)、どのように売る店(業態)にするのかを考えることです。具体的には、「何を・誰に・どこで・いつ・いくらで・どのように・誰と・なぜ」提供するのかを検討します。
 この部分が曖昧だと、事業計画も立てられないばかりか、資金計画も立てられず、物件も定まらず、いつまで経っても出店できないことになってしまいます。

コンセプトを作ろう

 言葉で説明をしてもなかなかイメージがわかりにくいので、実際に作りながら考えてみましょう。ページ下部の「お役立ちツール」からコンセプトシートをダウンロードしてください。

1. 1枚目は、中心的なコンセプトから、業種業態を絞り込んでいくワークです。シート中心のマスにコンセプトを記入し、周囲のマスで整理整頓します。

a. ページ中心のコンセプト欄に、思い描いている店舗像を自由に書き込んでみてください。
b. 周囲の8つのマスに、中心のマスに書き込んだコンセプトを整理整頓していきます。検討していなかったものがあればこの段階で記入します。

コンセプトシート1

2. 2枚目は、店舗を一言で説明するキャッチフレーズを作るワークです。例えば、単にダイニングバーというよりも、どういうダイニングバーなのか説明出来ることが重要です。1枚目とは逆に、中心のキャッチフレーズを導き出すために、周囲のマスから埋めていきます。

a. まずは1枚目で浮き彫りになった店舗のウリや特徴を、これぞというキーワードに分類し、2枚目の四隅に配置してみましょう。
b. 次に、配置された4隅のキーワードのうち、それぞれ隣り合うキーワドを組み合わせて、ワンフレーズにまとめて、それぞれ間のマスに書きこんでみましょう。
c. 最後に出来上がった4つのフレーズを組み合わせて、ワンフレーズのキャッチフレーズに仕立て上げ、中心のマスに記入してみましょう。

コンセプトシート2

 いかがでしょうか。ビビビっとくるコンセプトとイメージがぱっと沸くキャッチフレーズはできたでしょうか?

 スペースが足りない場合は、コンセプトシートの9つのマスに習い、白紙を9枚用意すればよいでしょう。検討段階ではポストイットなどで代用しても構いませんが、のちのち自分以外の人に対する説明資料ともなりますので、清書するようにしてください。

無駄をそぎ落としシンプル・コンパクトに

 コンセプト作りで重要なのは、シンプルでコンパクトである、ということです。いろんなメニューをいろんな価格帯で老若男女、お一人様利用からカップル、ファミリー需要まで取り込みたいなど、何でも屋になってしまうと、取り扱う食材が増え、従業員が増え、空間のバリエーションも多岐にわたり、オペレーションも複雑になるなど、リスクばかりが増え、どんどん非効率になります。
 やりたいことはたくさんあると思いますが、自信と勝算があるものに絞り込んで、お客様に何を一番アピールすべきか十分に検討しましょう。
 紹介したコンセプト作りのワークは、慣れないと最初のうちはとても難しい作業かもしれませんが、避けては通れないファーストステップですので、徹底的に脳みそに汗をかいて創り上げてください。

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