飲食店の仕入れ先での基本的な選び方

仕入れ方の違い

 仕入先探しは、まず自店舗に必要な、モノ・コトをピックアップすることから始めましょう。大きくは、食材、備品・消耗品、サービスの3つで検討します。

 飲食店の経営には、実に数多くの業者との取引が必要となります。最近では、一社でほとんどなんでも揃う総合食品卸メーカーや備品・消耗品メーカーもあり、かつ、インターネットで発注監理も出来るものがほとんどですから、昔よりは大分シンプルに、管理しやすくなりました。なるべく少ない業者と取引することが管理の面で効率的ですが、商品の差別化につながる商品は、専門業者、あるいは、生産者と直契約できれば最高です。中間マージンを省くことで、こだわりの高品質な食材を安価に仕入れることが可能となります。

 特に、食材については、魚はこの人、肉はここ、野菜はあの農家とこの農家、というように、生産者とともに店舗を作る感覚で、業者としてではなく、パートナーを探しましょう。その他の、備品・消耗品類は、こだわる部分がすくないので、なるべく多くの種類を1つの業者からできるだけローコストで仕入れることを念頭に業者を探しましょう。

 サービス業者とは、販促物、金融機関、カード会社、ユニホーム、衛生周り、有線放送、通信、グルメサイト、などのサービスを提供する業者です。予算の兼ね合いで、自店舗で何とか済ませてしまおうと考えがちですが、衛生周りなど、人件費を払ってアルバイトにやらせるより、業者に一任してしまったほうが安上がりで確実、という場合もありますので、自分でやる場合と業者に任せる場合をよく比較検討しましょう。

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