インパクトのある店名の飲食店

「飯、どこ食べに行こうか?」

「そうだな。あの変な名前の店、行ってみない?」

「あ、いいね。俺もあそこ気になってた!(笑)」

皆さんが飲食店を選ぶ時にこんな会話をされたことはないでしょうか?店名にインパクトがあり、覚えてもらいやすいことは集客において大きなメリット。例えばつい数日前、このようなニュースがありました。確かに凄いインパクト(笑)

「当方ブスぞろい」。都島のスナック「ブスの店」に店名変更し評判/大阪

そこで今回は全国選りすぐりの、 変なインパクトのある店名の飲食店を集めてみました!

皆さんの知ってるお店はあるでしょうか?こんなのもあるよというのもありましたらお教えください!

「俺の出番」

筆者がこのブログを書くのを思い立ったキッカケとなったラーメン店。俺のイタリアンなどが出店する以前からご商売をされ、レベルの高いラーメンを出している池袋の老舗ラーメン店。通りがかった時に、流行りにのった店名かな?とか勘違いしてしまいスイマセン・・・。何度見ても、口に出したくなるインパクト「俺の出番」

俺の出番(東京・池袋・ラーメン)

「くそオヤジ最後のひとふり」

くそオヤジ最後のひとふり

http://kyounoippai.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

意表を突かれました。店名からこってり豚骨系のラーメン店かと思いきや、貝出し汁ラーメンの専門店です。ほとばしるオヤジの汗、みたいなものではなく、一安心。食べログでも3.4以上とかなりの好評価のこの店、大阪の際には必ず立ち寄ってみたいですね!

くそオヤジ最後のひとふり(大阪・淀川区・ラーメン)

調べてみると、こちらの店舗は食べログ百名店受賞もしている超人気店「人類みな麺類」と同じ運営会社。新ブランドでのフランチャイズも始めたということで、インパクトあるラーメン店経営に興味がある方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

「ラーメン 新橋店」

ラーメン新橋店

http://blogs.yahoo.co.jp/takeuchiyou1963/37449362.html

ラーメン屋だから店名は「ラーメン」。潔いですね、ムダなものを一切削ぎ落としたミニマムな美しさを感じます。実は以前はラーメン二郎だったようで、大人の事情で二郎を名乗れなくなりこの店名になったのだとか…しかし二郎ブランドが無くともしっかりとお客さんがついている良店です。

ラーメン 新橋店(東京・新橋・ラーメン)※閉店済

「前略っ。高木善行」

前略っ。高木善行

http://www.another-tokyo.com/archives/50480841.html

店主の気合いが店名からも感じられます。自分の名前を店名に入れることは飲食店では珍しくはありませんが「前略っ。」がこれから始まる期待感を高めてくれます。

前略っ。高木善行(東京・下北沢・居酒屋)掲載保留中

「彼は唐あげ 彼女はミートソース」

彼は唐あげ 彼女はミートソース

http://blog.livedoor.jp/deko_hirosi-rivelal/archives/5755239.html

お店に入る前から情景が目に浮かぶようです。古き良き昭和の時代をオマージュするかのような店名ですね。と思いきやオープンは2013年8月。味わい深い味もさることながら、リーズナブルな金額かつボリューム感で人気のお店。

彼は唐あげ 彼女はミートソース(東京・高円寺・洋食店)閉店済

「食堂なまえ」

食堂なまえ

http://ikarashima.blogspot.jp/2014/03/fukushimap015.html

名前がなまえ。

変わった店名ですが、食べログ評価も3.7以上の喜多方ラーメンの名店。透き通ったスープにちぢれ麺がたまらないですね!味も良し、名前もインパクトあって繁盛しないわけがありません。

食堂なまえ(福島・喜多方・ラーメン)

「二度と来るよ」

http://canadianclub.blog13.fc2.com/blog-entry-575.html

このお店、5本セットのお任せ串がなんと10本超えて提供されることもあるとのこと。もしかして店主は串揚げの本数が数えられないのでしょうか?ではなく、サービス精神旺盛のこのお店。そりゃお客さんも「二度と来るよ」状態に。新しいメニュー開発にも余念がないこのお店、一度いかがでしょうか。

二度と来るよ(神奈川・横浜・串揚げ串カツ)

8、「がはは」

がはは

http://kitashinchi.bit-s.jp/?eid=850

名前が豪快。

がはは(大阪・北新地・ラーメン)※リニューアル済

「トラットリア チンチン」

トラットリア チンチン
http://trattoria-cincin.com/

めっちゃお店はオシャレでいい感じです。チンチンはイタリア語で「こんにちは」「さよなら」「乾杯」などの意味の言葉だそうですが、予約電話で「ハイ、トラットリア チンチンです!」と言われる攻撃力はなかなかのものです。

トラットリア チンチン(神奈川・藤沢・イタリアン)

「とんかつ 豚ゴリラ」

豚カツ 豚ゴリラ

http://blogs.yahoo.co.jp/rusyidaruko/18712302.html

豚とゴリラ、2匹仲良く並んで座ってますが食材になるのは一方のみ。

店名からボリュームが期待できますがまさにその通り。リーズナブルな値段なのに分厚いカツに食欲がそそられます。まさかのフランチャイズ展開も!?

とんかつ 豚ゴリラ(京都・中京区・豚カツ)

珍しい名前の飲食店は、こんな集客メリットがある。

美味しいメニューを、お得感ある価格で提供する。そんな”良い飲食店”でも、お客さんの食事のタイミングにその店のことを思い出してもらえなければ全く意味がありません。

スマホでもパソコンでも、「まず検索」が当たり前になっている今、店名さえ覚えてもらってさえいれば場所が曖昧でも電話番号が曖昧でも来店してくれます

加えてなによりも、珍しい名前の飲食店に行った後にフェイスブックやツイッターでシェアしたくなるんですよね。あなたもそんな友人の投稿を見たことはありませんか?「”俺の出番”行ってきた!」「なにそれ?」のように。

飲食店の開業時にインパクトのある珍しい店名を付けるのも一つのマーケティング施策と言えそうです!?