【セミナー】マネーの虎・小林敬が語る「人材に悩まない店舗運営」レポート

「ノーマネーでフィニッシュです」

「マネー成立！」

数々の名言を生んだ、起業家支援番組「マネーの虎」。今思えばクラウドファンディングやベンチャーキャピタルの先駆けとして、非常に面白い番組でした。

ところでその中でも、ショーン・コネリーのようなヒゲをたくわえた渋い風貌の大物起業家。出資を検討する虎サイドとして、出演していた大物飲食店経営者の小林敬氏を覚えていますでしょうか。

今回、小林氏を講師に迎え「人材に悩まない店舗運営」セミナーを開催しました。現場で人材採用や育成に悩む店舗経営者必見の内容でした。そのレポートをお伝えします。

世間一般のイメージと全く違う、マネーの虎「小林敬」氏の素顔

もしかしたらみなさんは小林氏に対し出資志望者を激しく叱咤する激情家のようなイメージをお持ちかもしれません。

「謙虚ライオン」「戦争やで」

「あなた(の会社)が大きくなればなるほど泣く人が多くなる」

「一番嫌いな女のタイプですわ」

「頭悪い奴らやでほんまにお前ら二人がちゃんとしとかんとアカンのちゃうんか」など。

しかし、実際の小林氏は凄く紳士的で店舗ビジネスに対して真面目な方です。上記の発言も出資希望者や商売に真摯に向き合ったからこそ。

年商６５億円の絶頂期から２０億円借金のどん底期で得た「経験」など、ご自身の実体験に基づいた非常にリアルな、現場に根ざしたお話を頂きました。ちなみに今回のセミナーは以下のような内容。

・誰もが黒字化できなかった企業をなぜ短期間で大幅黒字にできたのか

・人材採用から人材育成の「秘訣」

・就職活動している人材に対しての最適なスタンスとは

・事業計画に書いた売上を達成するために必要なこととは

・起業理念、ビジョンがなぜ大事なのか

開催のきっかけは、数ヶ月前。弊社メンバーが商談後に、小林氏から気さくに飲みに連れていって頂いたこと。

一対一で色々なことを伺うことができ大変勉強になった一方で、「この話はあらゆる店舗経営者に聞いて頂きたい」と今回の企画に。店舗経営のプロであるわれわれも、学ぶことが大変多かったです！

ではセミナーの内容を、ここだけの情報としてお伝えしますね。

人材で悩む店舗は、何故悩むのか？

人が辞めるには必ず原因がある。
自分の上司、経営者に不満を持つのは当たり前のようにある。なにか不満を持てば他にもたくさん店はあるし、辞めてしまって当然。自分がその立ち位置（従業員）の時はそう思うものである。

しかし自分が経営者になると、自分が感じていたことと同じことをしてしまう。そんな店には人は残らない。

例えば・・給料、労働時間・休み、技術、食・住、独立支援、新規オープン、その他にも。
求めるものは人により違う。収入より安定型を求めるのか、独立願望旺盛型を求めるのか。明確にしなければならない。

それにより会社の方向性も変えていかなくてはならない。人は合わないから辞めてしまう。どちらがいいということはない。自分がどちらのタイプなのか見つめ直す。

開業して3年で小規模の飲食事業は60%以上が廃業する。

それは何故か？

当初はコンセプトに則った経営をしていたが、年月が経つごとに、店を潰したくない思いからあれこれ変更を加え、ぐちゃぐちゃになっていく。ブレてはいけない。
コンセプトは非常に重要。行ってみたいと思うのはどんな店か？
例えば味、サービス、単価、雰囲気。
この中で最も重要視すべきはサービス。

これはお金がかからない。お金がかからないことが一番いい。データは戦っていく武器になる。それを取らないと勝てない。

あらかじめ予算を決める。それに沿って経営する。予算を上回る費用をかけてはならない。
勝負する前から勝負が決していることがほとんどである。

・・・などなどこれ以外にも有用なノウハウが数多くありました！

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