「店長、ごめん!もう終電近いからお会計!」
飲食店では毎夜毎夜、もう何十年とこんなやりとりが全国各地で行われています。売上を上げたいお店にとっても、もう少しゆっくり寛ぎたいお客にとっても「終電」は厄介なもの。
もし電車以外にも、より安くより便利に家まで行ける交通手段があったらお互いハッピーですよね。そんな終電のハードルをグッと下げる方法がこの「Uber」(ウーバー)です。
もしかしたら近い将来、amazonやgoogleのように当たり前に皆が使うサービスになるかもしれないと言われています。
実はこのUberというサービス、飲食店オーナー自身に1円もお金はかかりませんが、上手く使うと売上や客数にプラスに働くかも!?
Uber(ウーバー)とは
一言で言うと、アプリを使ったタクシーの自動配車のサービス。
既に全世界の200以上の都市で使え、「既存のタクシー業界を破壊する」とまで言われているものなんです。この大人気サービスが日本で今急速に広まっています。ここまでUberが広がった理由は明確です。
- ・カンタンに使える。
→アプリで配車をリクエストすると数分でタクシーがお迎え
- ・リーズナブルなのに高級感を味わえる。
→黒塗りのハイヤーが多く、接客も丁寧。普通のタクシーよりも高級感が感じられる。深夜料金も無し。
- ・現金を持ち歩く必要ない。
→事前にクレジットカードを登録しておいて自動清算!領収書もメールで届きます。
その他、タクシードライバーの口コミ評価が見れて女性でも安心だとか、今いる住所が分からなくてもアプリ上の地図で配車場所を指定できるなどその他にも便利な点が多いサービスです。
飲食店経営者はUberをどう使うべきか?
これは単純です。
終電を気にするお客さんに「Uber(ウーバー)って知ってますか?」とアプリをどんどんダウンロードしてもらいましょう。「Uberをダウンロードしてくれたら500円会計から割引きしますよ!」なんて言ってもいいかもしれません。
「なんでアプリダウンロードしてもらうだけで自分とこの店で値引きしなきゃいけないんだ?」
そう思うかもしれませんが、実はこの仕掛けはお店にとって非常にメリットがある仕掛けにできるんです。
まず終電を気にせず飲んでくれる、これは単純に売上向上に直結します。しかも終電近くの他のお客様が引いてしまい空席も多くなってくるこの時間帯には非常にありがたい売上です。
500円割引しても得られるメリット
数字で考えてみましょう。一組あたり2.5人の居酒屋、終電間際10組のお客様がいましたがバタバタと帰る寸前。
店主はUberを教えることによって、4組で10名のお客様が残ってくれた時の利益がどれだけ増えるか考えてみましょう。
その後、500円のドリンクを2杯ずつ注文してくれたことにより、10000円の売り上げ増。
しかしドリンクの原価はビールなどの一部を除くと10〜20%ほど。8500円から9000円の利益が見込めますよね。
4組で500円ずつ割り引きしても6500円から7000円の利益。1日で差が出るには結構大きい収益です。
でも実際は今、この時点ではもっと得するんです。
Uberはプロモーションコードを使うとお互いが得をする
このUberは現在(2014年10月)日本での積極展開を行っていて、プロモーション(紹介)コードを入力すると2000円分無料で使えるクーポンを発行しています。
これは登録ユーザーがそのプロモーションコードを自分でアプリ上から発行できるのですが、メリットとしてこのクーポンを使ったユーザーと紹介したユーザー双方に2000円分無料となるのです。
店主も2000円、顧客も2000円、両方がタクシーを無料で使えるようになるのです。
店舗経営者側も、店の近くに住んでいない場合だとお店の締めの作業で電車を逃し店舗で寝泊まりした、なんて話もよく聞く話です。そんな時にタクシーを使ってもいいですね。
現在のUberの展開エリアは都内中心
グレードの高いハイヤーサービスは渋谷や六本木中心、それ以外のタクシーなら都内で利用可能とのこと。今まで全世界で一気に展開してきたUberですが国内では「全国タクシー配車」というアプリも先行しています。
今後の利用状況に注目です。
また、宜しければ「3RSJS」がプロモーションコードですので、最初の登録で2000円分得をしたい方はお使いください(^^)
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年間300件超、累計6500件以上の飲食店開業をサポートしてきた株式会社M&Aオークションの専門家集団。個人店から大手チェーンまでさまざまな業態・立地の飲食店の開業コンサルティングを行ってきたノウハウをブログで発信します。