日本一のうどんがなぜ集客力強化になるのか
先日開催された「U-1グランプリ2013」(※Uはうどんの意)で
「ひもかわうどん」が日本一旨いうどんに選ばれました!

…ちなみに「ひもかわうどん」ってご存じでした?
恥ずかしながら、私は初めて聞きました^^;

群馬県桐生地域の郷土料理できしめんのルーツ。
とにかく特徴はその『幅』。中には幅10センチ以上のものもあり、そうなるともう布のような形状!

正直、少し食べずらいかもしれませんが、
食べる体験として面白く感じられるはその形だからこそ。
また、見た目のインパクトがあるので、写真での訴求力に期待ができます。

ここで考察。

「自分の店でもU-1グランプリ優勝のうどんを扱ってみよう!」

という発想でも良いかもしれませんが、

個人的にここで注目したいのは『見た目のインパクト』。

見た目のインパクトがあるということは、

『つい口コミしたくなり』『情報が非常に拡散しやすい』ことに他なりません。

例えばご自身のフェイスブックに「今日はこんなん食べてきました!」

のようにデカ盛りや代わった盛りつけなどの食べ物を

写真でアップしている友人の投稿を見たことはありませんか?

私もそうですが珍しい食べ物を食べた時には誰かに知らせたくなります。

そこでフェイスブックやツイッターに投稿します。

繋がっている友人たちがその投稿を見て「イイネ」やコメントやリツイートをします。

今度は友人の「イイネ」やコメントやリツイートは友人の友人にも届いたりします。

ちなみにフェイスブックだけでも日本人は平均110弱の友達と繋がっているそうです。

FB、ツイッター、ブログなどなど。
たった一人のお客様が自店に来て投稿してくれたものが、その人の友達や更にその友達に拡散していく。

飲食店で一番そのお店の情報が拡散しやすい、

少し嫌らしく言うと無料でお店の強い宣伝になるのは美味しいことはもちろん、

「見た目のインパクト」があることは間違いない事実です。

例えばラーメン次郎の具が山盛りになったビジュアルや、かき氷パスタなどもその典型かもしれませんね。

逆にもの凄く美味しいものでも、見た目が余りにも普通・地味だと

ソーシャルメディアに投稿されるという機会においては損をしてしまっているかも!?

ひもかわうどんを〆のメニューとして加えるのも良いかもしれませんが、その根本的な考え方として

「自分のお店に何か、見た目でインパクトのあるメニューはあるだろうか」

と一度見直してみるのは面白いと思います。

皆様のお店には情報が拡散しやすい、

「見た目にインパクトのあるメニュー」はどんなものがありますでしょうか?^^

・「U-1グランプリ」、評価1位は「ひもかわうどん」-売り上げは「ぶっかけ」 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000000-minkei-l13