塩レモン

塩レモンってご存じですか?はなまるマーケットや日経ウーマンなどで話題の調味料。この夏はもしかしたら塩レモンを中心にレモン系のグルメがブームになるかもしれません。

塩レモンとは

一個で言うとレモンの塩漬け。

NHKあさいちなどでも紹介されて、話題沸騰になりつつあるこの調味料。

作り方は簡単です。レモン(国産・無農薬のもの)を串切りや輪切りなどにし、レモンの重さの10分の1の塩に1ヶ月ほどつけ込むだけ。

肉にも魚やエビなどにも合い、何よりこれから夏の季節にピッタリな調味料!最初は酸っぱさと塩っ辛さが強調されますが、時間が経てばお互いの味がまろやかに。

塩レモンは何にでも合う万能調味料

実はこの新たな調味料は色々な使い勝手があって、万能調味料とも言われます。そこも人気がブレイクする要素を持ったポイントと言えそうです。

肉汁溢れるジューシーな料理に、レモンの香りが移ったまろやかな塩味・・・これは当然美味しそう!

唐揚げにレモンは定番ですが、この調味料は幅広くこんな使い方も。炒め物やスープや魚のグリル、サラダなどなど皆さんのお店でも一度試してみてはいかがでしょうか?今仕込むとちょうど6月中旬から後半に食べ頃に!

塩レモンを使ったレシピ(クックパッド)

ちなみに料理だけでは無く、泡盛や焼酎に少し入れてあげるのも美味しい。塩レモンサワーなんてのは夏のドリンクメニューとして、多くの注文が期待できそうですね。何の変哲もないレモンサワーは安いドリンクの代名詞みたいなイメージもありますが、話題の調味料を使ったサワーなのでドリンク単価を少し高めで設定できるかも!?

なんでこんなに塩とレモンの相性がいいのか?

それには味覚に関する、ある法則があるのです。塩味・酸味 はそもそも相性が良い、その理由ですが「塩味・酸味・甘味はお互いの味を中和する役割」があります。あんこに少量の塩を入れるなど皆さんの身近でも頻繁に使われている、昔からある技法です。

塩レモンはモロッコ発祥と言われますが、有名なのはサハラ砂漠でしょうか。モロッコはアフリカ大陸の北西端に位置するのですが、様々な食文化が混じり合う場所。ここでは香辛料で食材の旨味を引き出す調理法が得意。その位置からもヨーロッパからアフリカまで幅広い料理の性質を持っているようです。そこで重宝されている塩レモンだからこそ、上記のように色々な料理に合うのかもしれませんね。ぜひ皆さんのお店でもお試しあれ。