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飲食店がコストをかけずにできる集客/売上アップ施策まとめ

コロナウイルスの影響で、客足が遠のく飲食店。

自宅勤務でリモートワーク推奨・各種イベント中止などにより、宴会の予約もキャンセルになるなど、苦しい状態が続いています。

みんなの飲食店開業」も飲食店をみずから経営しているため(中にはビュッフェ業態も…)、影響は大です。

 

そこで、極力コストをかけずに”売上アップや集客増加に役立つ情報をまとめました。

飲食店の売上アップに役立つサービスが、無料もしくは格安条件で使えるようなリリースも多数出ています。

 

この異常事態に、店舗側が手をこまねいているだけではいけません。

店内での飲食は避けられやすい時期かもしれませんが、出前(デリバリー)で売上を上げる店も。

道内、飲食店遠のく客足 出前の注文は好調 新型コロナ拡大で

「北海道新聞」2020/2/28 05:00

「出前が倍に…」新型コロナ拡大で飲食店に変化も

「テレ朝news」2020/2/25/19:24

実際に飲食店経営者にヒアリングしたところ、落ち込んだ売上の回復に成功している店舗も出てきています。

 

デリバリー以外でも、あるお店は直接来店の客数は減少したものの、フードトラック(キッチンカー)の営業を行っていたことによりテイクアウトが伸びて売上が補填できています。

 

厳しい局面を乗り切るために、少しでもできることを。

 

リスクやコストをかけずにできることを中心に、売上補填の施策・飲食店の支援キャンペーンをまとめました。

自店で今すぐできそうなこと、お金もかからずできるのにやっていないことは機会ロスになってしまうので一通りチェックしてみてください。

 

「うちの店ではこんな施策が効果あった」などあれば、みんなの飲食店開業のTwitterアカウントまで直接連絡いただければありがたいです。

 

当記事でわたしどものサービスのアピールは一切ありませんので、周りの飲食店関係者にシェアいただけたり、記事を保存いただければ幸いです。

この記事は常に更新していきます!

常連さん・既存のお客様にお声がけ(メール・SNS・LINE)

常連客で賑わう飲食店

まずは基本中の基本!

あなたのお店には、常連客の方々や来店してきたお客さんの顧客リストや名刺、もしくはインスタやFacebookやツイッターなどのSNSにフォロワーさんがいますよね。LINE@を使っている店も多いのではないでしょうか。

 

飲食店の厳しい状況は、周知の事実。

お気に入りの店から正直に、

頭を抱えて悩む男性

今コロナの影響で経営がピンチです。もし良ければ足を運んでいただき、楽しい時間を過ごしてください!精一杯おもてなしさせていただきます!

とメッセージが来ても、嫌な気分はしないはずです。

 

以前わたしどもがコンサルティングしていた某大手焼肉チェーンでは「お客様を応援団に」という思想の元、満足を超える感動を提供できるような接客サービスを目指していました。

 

お店のファンであるお客様であれば、緊急時にお店から頼られて悪い気分はしません。

個人店の飲食店のみなさまにおいては、もっとお客様ひとりひとりとの距離が近いはず。

 

消毒や衛生など感染予防に配慮していることを明記しつつ、ぜひ既存のお客様にメッセージを送ってみてください。

 

いつも来てくださるお客様の中には、「本当は今この時期も外で食事や飲みを楽しみたい」と思っている方もいます。

お店からのメッセージは、外食をすることへのキッカケや理由付けになるはずです。

 

来店いただいたお客様には、いつも以上に満足いただけるよう心がけたいですね!

コロナ対策の特別キャンペーンを活用

http://play-life.jp より

飲食店の辛い現状は誰もが知るところ。

救済プランやキャンペーンを打ち出している会社もあるので、活用して集客に繋げましょう。

観光・おでかけ情報メディア「PLAYLIFE」はプロモーションプランを3月13日まで無償提供しています。

・アソビベンチャーPLAYLIFEが、新型コロナウィルスで予約キャンセルが続く飲食店・レジャー施設の救済支援として、プロモーションプランを無償提供

 

飲食店が使えるクラウドファンディングのキャンペーン

また、クラウドファンディングを通じた飲食店の支援プログラムを2社が打ち出しています。

 

どちらも手数料を大幅に割引し、決済手数料5%で利用が可能です。

・CAMPFIRE「新型コロナウイルスサポートプログラムについて」 

・MOTION GALLERY「新型コロナウイルスに起因する、イベント中止・延期・代替開催及び、損害を受けた興行場・飲食店・宿泊施設等の支援プログラムを開始します。」

 

クラウドファンディングの弱点はネットが起点になるため、どうしてもネットリテラシーが高い都心の店が有利になること。

来店型の飲食店は地方都市では、店主などのパーソナルな魅力や尖ったメニューや商品の打ち出しを工夫することが必要になってきます。

新たな販売ルートの獲得(既存の商品を違う顧客層に届ける)

飲食店のデリバリーとテイクアウト

冒頭でもご紹介しましたが、店内飲食の来店需要は下落していても、出前や宅配のニーズは伸びています。

店内提供にこだわらず、出前や宅配・テイクアウトといった手法も検討していきましょう。

現在は、配送者やオーダーシステムを自店で用意しなくても、便利なインフラが整ってきています。

出前・宅配・デリバリー

UberEatsで飲食店メニューを宅配

飲食店が新たにデリバリーを始めるには、配達員/バイク/配送車などの準備が必要。

この非常事態のタイミングで、バイクや車などの固定資産を抱えてしまうのはリスクです。

 

近年ではデリバリー代行業者も増えており、バイクなどを自店で購入せずとも、参入が可能。

プラットフォームごとに、導入コストの有無/手数料率/展開エリアに差がありますのでご注意ください。

デリバリー代行業者

・導入コストが無料(売上に対しての手数料)

Uber Eats

cookpyクラウドキッチン

・導入コストが有料(数千円〜3万5千円ほど、固定費が別途かかるサービスも)

出前館

楽天デリバリー

fineDine

上記プラットフォームは、成功報酬に近い形で利用できるものがあります。

リスク少なく始めるには、初期コストはなく売上に対して○%の手数料がかかる形式であるUberEatsとcookpyクラウドキッチンがベター。

ただし配達可能エリアの広さは出前館が圧倒的のため、地方都市ではメインの選択肢になるでしょう。

テイクアウト(持ち帰り)

飲食店のテイクアウト

店内飲食をアピールしづらい現在、持ち帰って家で食べられるテイクアウトの需要は増加。

弁当/惣菜/オードブルなど、容器と販売スペースだけ確保すればスタートできる、取り組みやすい施策と言えます。

 

テイクアウト客の獲得に成功したお店も。

飲食店がテイクアウトに取り組む場合いくつか注意点があります。

飲食店がテイクアウトを行うための許認可について

飲食店営業許可を取得した飲食店が、店内で調理した料理をテイクアウト販売するには、別途許可を必要ありません。

つけ麺屋や牛丼チェーンなど、上記ツイートの例ですね。

 

注意すべきは、料理の調理場所と販売場所が異なるケース。

それぞれ別途に許認可を取る必要があります。

 

また、テイクアウトするメニューによって注意すべきものがあります。

具体的にはスイーツ(ケーキ・パン・アイスクリームなど)とアルコール飲料です。

 

ケーキ・パン・アイスクリームなどは店内飲食する分には飲食店営業許可でも問題ありませんが、テイクアウト販売では菓子製造業やアイスクリーム類製造業許可が必要になるケースがあります。

各地の保健所に確認のうえ、進めてください。

 

もうひとつはアルコール飲料のテイクアウト。

原則、飲食店内で飲むお酒の提供には特別な許可はいりません
食事と一緒に楽しむために開封済みのドリンクを提供する限りは問題ございません。

ただし…

バーテンダー

うちのスペシャルドリンク(アルコール)をテイクアウトで売れないかな

飲食店で出しているアルコールドリンクや飲みかけボトルのテイクアウト販売は、酒税法で制限されています。

このケースでは、酒類販売業免許が必要。

飲食店内で出すお酒とテイクアウトするお酒は、仕入れ〜販売まで「分けて」管理が必要です。

 

テイクアウトやデリバリー専用の容器を準備

テイクアウトの容器

お店のメニューをテイクアウト・デリバリーする場合には、料理に合わせた使い捨て容器を準備しましょう。

もし持ち帰ったあと、水分が漏れていたら最悪です。

水分が漏れず、持ち運びで崩れにくい、ゴミ分別が容易など、お客様の使いやすさとコストを配慮した容器を用意。

割り箸や使い捨てスプーン、持ち帰り用の袋などすでにお店にあるものはそのまま有効活用しましょう。

顧客体験を上げるために、盛り付けが崩れにくいようなメニューである配慮も忘れずに。

テイクアウトの事前注文・決済アプリが無料に(2020/3/13追記)

引用:https://note.com/yuki_honda/n/n001455ceaf45

テイクアウトの事前注文・決済ができるアプリ「Picks」。

新型コロナウイルスの影響を受けている飲食店の支援として、2020年9月まで完全無償提供が決定。

 

「Picks」導入に必要なものは、スマホだけ。

スマホひとつで、注文の受付・決済が可能です。

 

事前に注文いただき、決済まで済んでいるため、店頭でお客様を待たせすることなく商品をお渡しできます。

特に、テイクアウトに取り組んだばかりでオペレーションに慣れていない店舗では、注文・調理で待ち時間が発生しがち。

「待たされる」は不満の一因です。

集客だけでなく、顧客満足度アップの観点から導入を検討してみてもいいでしょう。

 

詳細は以下をご参照ください。

・Picksを無料で使えるようにします

食券を事前購入するサービスを活用(2020/3/13追記)

引用:「さきめし」https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi

お客様にお店の食券をあらかじめ購入してもらい、「(コロナ騒動や自粛が)落ち着いてからお店に食べに来てもらう」という選択も。

 

コロナウイルスの影響で、外食したくてもどうしても出歩きづらいタイミング。

将来の売上を先に受け取れるこのようなサービスはありがたいですよね。

 

以下3社がサービスを提供しています。

・Gigi株式会社「さきめし

・PREO DESIGN「Ticketime」

キッチハイク「#勝手に応援 プロジェクト」

普段できない商品・メニュー開発に注力

フードメニュー

人手に余裕があるタイミングは、商品開発・試作のチャンス。

お店の魅力をアップさせる商品開発に取り組むのも一手です。

 

クックパッドでは、有料機能「人気順検索」を無料開放(3/2-3/15限定)。

人気レシピを参考に、商品開発のアイデアを得ることもできます。

 

Twitter上でこのような声をかけている方も。


営業に追われて普段では取り組めない、重要だけど緊急性が低いことに集中するタイミングと捉えるのもひとつの選択肢です。

苦しい状態を乗り切る「資金」準備

開業資金

店舗ビジネスが立ち行かなくなる決定打は赤字ではなく、運転資金が尽きてしまうこと。

「先立つもの」が無ければ経営を続けていくことはできません。

参考:飲食店の閉店は、よく赤字が原因だと「勘違い」されている。

 

2020年3月現在、政府や金融機関から、中小企業や小規模事業者向けの”緊急融資や助成金”が発表されています。

利用を検討している方は、早めに行動を。

本日(3/4)「みんなの飲食店開業」スタッフが政策金融公庫の担当者に直接聞いたところ、「(融資相談の)電話が鳴り止まない状況」で、審査や手続きに時間がかかりそうだとのこと。

 

融資や助成金についての情報は別ページにまとめていますので、ぜひご確認ください。

・コロナウイルスの影響を受けた飲食店が使える助成金・融資制度・クラウドファンディング【随時更新】

 

「みんなの飲食店開業」のTwitterアカウントでも、役立つ情報をどんどん発信していきたいと思います!

飲食店のみなさま、コロナに負けるな!

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